今回の旅と食事の話(余談)




このHPはかなり量があるように思われるかもしれませんが、 肝心の取材は、かなりはしょったと言いますか、忙しい旅でした。 どうもあんまり旅情と言ったものに乏しくて、旅としてはいかがなものかと 思うんですが、そんな中から食事に関して少しお話します。 これはあくまで余談であり建築とは関係ありません。

まず行く先がアメリカでありニューヨークであるという事で、 食に関してはあまり期待というものが無かったのでした。 私も連れも、アメリカの食事は何度も経験してます。 例えばあのアイスクリームやアソートチョコレートが、如何に口に入れるベきでない物質であるか、 よく知っています。 ステーキだって安物はひどいものです。

でも、もしかして「(まずい筈の)アメリカでこれだけおいしいものにありつけた!」という 経験談が語れるのではないかという希望が湧いてきて、レストランなどを調べ始めました。 そうは言ってもそれ程高価な店に入る余裕はありませんし、 取材中心の旅行ですから、わざわざ遠くまで食べに行ったり時間をかけるつもりもありません。

むしろ、街で食べたサンドイッチがおいしかったとか、そういう体験がしたかったのです。 あと、他に狙い目として民族料理を食べる事にしました。 NYは御存知移民の街ですから、各民族が郷土料理を持込んでいます。 アメリカでそういう人達が一体どういう料理を作っているのか興味がありました。 そこで民族料理をなるべく食べてみようと思ったわけです。

以下では経験した食事の中からいくつか、ずら〜と感想を書いてゆきます。


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写真1は「オーボンバン」というよくあるサンドイッチのチェーン店ですが、セットメニューのサンドイッチは マヨネーズ、マスタードや胡椒が不足していました。本来サンドイッチは客の要望で薬味を加減するものですが、 要望を言わなかったので、きっと誰にも文句を言われないように薬味を最低限にしたのだと思います。

写真2はチャイナタウンの「大旺飯店」という所で、混み具合はまぁまぁという所です。 揚げパンが安く、お粥がおいしかったですが、味の満足度は中の上といったところでしょうか。 チャイナタウンはもっと探検したかったです。

写真3は「ディーン&デルカ」という高級総菜屋で、ロックフェラーセンターにデリになった出店を出してます。 サンドイッチのくせしてかなり高かったですが、高いだけに味はそう悪くなかったです。


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写真4は「ミタリイースト」というリトルインディアのインド料理店で、カレーはともかく頼んだワインが おいしかったです。カレーは辛さが足りなかったので、 もしもう一度入るとしたら、「辛くしてくれ」と注文したでしょう。

写真5は72nd W st. にある「BJ's Bagels」というベーグル屋さんですが、安くてチーズたっぷりのベーグルは おいしかったです。ただベーグルが焼き立てでなかったので、焼き立てならもっとおいしかったのでは・・と 思います。

写真6はミュージアムマイルにある「とらや」です。ここのみつまめ・あんみつには失望しました。 寒天と餡などの味が遊離してしまっていて、 別々のものを寄せ集めただけという感じでした。 でも外人にはそんな事分からないでしょうね。


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写真7は エンパイア・ステートビル の南東にある「カレーインハリー」という、安さで売っているインド料理店です。 確かに安くて沢山食べられます。 総菜によっては単調な味で途中で飽きてきますが、安いから許します。

写真8はリトルイタリーのイタリアレストラン「Da Gennard Restaurant」ですが、 これは参りました。量が多いだけ。パスタはコシが全く無く最低です。 それでも我々は最も混んでいるレストランを探して入ったのでした。 しかし混んでいたというのは、アメリカ人の団体のせいでした。 やはり店の選択を誤ったのだと思います。

写真9は「マンジャ」というミッドタウンノースにある店で、ピザを目当てに行ったのですが、 今ひとつ頼み方が分からず(やってなかった気がする)、 サンドイッチにしたのですが、まぁまぁでした。


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写真10は「アフガンケバブハウス」という、タイムズスクエアをちょっと東に入ったアフガン料理店です。 民族料理としては今回の旅で一番気に入りました。 神戸の山の手にこういう店があってもおかしくないような感じでした。



















この旅の間、アメリカンコーヒーを実に良く飲みました。 実は発つ前から家でアメリカンっぽいコーヒーをガブガブ飲んでいたので(ヒルズコーヒーと言って結構有名です)、 現地でも全然困らなかったというか、順応して、現地人同様にアメリカンをガブ飲みしたのでした。 慣れればアメリカンておいしいですよ。

日本のマクドやミスドのコーヒーみたいにヒドくありません。 薄いとはいえ、もっとちゃんとした味で、一杯1$位ですから安いです。 それから、日本でもあちこち出来始めている例の「スターバックス」を実に良く見かけました。 高いのになぜあんなに人が入るんだろう??(日本でもNYでも)。

今回の旅で、ひとつニューヨーカーの味の傾向が分かったような気がしました。 結構淡泊な味が好きなんです。 「オーボンバン」でも「ミタリイースト」でも、そして「Da Gennard Restaurant」でも味は淡泊でした (もしかしたら、好みの幅がありすぎるから無難な味としての淡泊な味付けになるのかもしれませんが)。

そして現地人は喜んでそういうのを食べてるわけです。 「Da Gennard Restaurant」(イタリア料理)で感じたんですが、 要するにそういう淡泊で彼らの無批判的な舌の感覚に抵触せずに、 心地よく胃に詰め込める料理なる物体を、効率良く供給してくれる店が、 彼らのお気に入りなのです(う〜ん、この文章すごく批判的だなあ)。

そんな感じです。結局、「ニューヨークはおいしい!!」と高らかに宣言するにはいま一つ、 大したことない料理を食べて帰ってきました。 でも、中華系、ユダヤ系(ベーグル)、インド系、中東系と民族料理を狙ったのは間違ってなかった気がします。 ただイタリア系で失敗したように、店の選択は重要かも知れません。 皆さんもNYに行ったら民族料理に挑戦してみては如何でしょうか。

これ、オミヤゲに買ったほうれん草の缶詰めです。
ポパイの真似して食べてみたんですが、感想としては・・・
一生に一度食べたらもう充分ですね






  
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